2024年最新版【店長推奨】子猫に必要なグッズ7選と飼い主が最初に行なうべきこと

ねこのハナシ

現役ペットショップ店長、のあちです。

今回はペットショップや里親などで子猫を家族に迎え入れる際に最初に準備するべきグッズと、子猫が快適に暮らしていくために迎え入れたあとに飼い主が行なうべきことをいくつかまとめてみました。

個人的な話ですが、私も子猫を里親として迎えました。その際に起こったことなども追記していきます。

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最初に必要なグッズ

最初に揃えておきたい必須グッズは7つです。「最低限これは必要」というものを挙げていきます。

キャットフード

まず一番重要なものはキャットフードです。

急にフードを変えてしまうと食べない子猫もいます。今までお世話されていた方やペットショップにそれまで食べていたフードを聞いておきましょう。環境が変わるので、可能であれば最初のうちは同じものをあげてもらった方がストレスなく食事できるでしょう。

環境に慣れてしまえばキャットフードを替えてしまうのもアリです。

我が家では、ドライフードとウェットフードを半々にしてあげていました♬

現在、ブリーダーやペットショップで多く使われているフードがロイヤルカナンです。ロイヤルカナンのキャットフードとレトルトパウチを上手に活用すれば多くの子猫がしっかり食べてくれそうです。

給水器

水を飲むために必要な給水器はどんなものでも構いません。

ただ、子猫の場合はケージに取り付けるノズルタイプのものは上手に飲むことが出来ない猫もいます。受け皿タイプのものや水が循環するタイプのものもオススメです。

我が家では、受け皿タイプのものを使っています♬

ノズルタイプはケージや専用のスタンドに空のペットボトルに水道水を入れて取り付けるものになります。ノズルタイプのメリットは「場所を取らない」水の補充交換が簡単」、デメリットは「劣化でポタポタ垂れることがある」「飲むのが苦手な猫もいる」です。

受け皿タイプはノズルタイプと同様の作りですが、先端がノズルではなく受け皿になっています。お皿なので「飲みやすい」ことが最大のメリットですが、受け皿の中の水は「新鮮なものではない」可能性があります。

毎月数十円程度の電気代で水を循環させるタイプのものもあります。メリットは「水が新鮮」であること、デメリットは「メンテナンス・お手入れが必要」です。

トイレ&猫砂

トイレにもいくつかタイプがありますが、好みで構いません。

トイレ容器の中に砂のみを入れるのが一番オーソドックスなタイプです。それ以外にも下にトイレシートをセットした上に砂を敷くタイプや、全自動でスマホと連動して体調管理も可能なトイレもあります。

それまでお世話されていた方やペットショップから、今まで使用していたトイレの砂を少し貰って混ぜてあげるとトイレの覚えがあっという間に出来ます。自分の臭いがついているから「ここがトイレだ!」と判断できるためです。

我が家では、デオトイレという下にシートを敷くタイプの商品を使用しています♬

ケージ

立派に大きく成長して成猫になった場合、ケージはそれほど必要ではないかもしれません。ですが、はじめのうちは絶対にあった方がいいです。

家族になる子猫は新しい環境に引っ越してきてとても不安な気持ちです。新しい環境に早く慣れてもらうためにも安心できるスペースとして必要です。猫は特性上高い場所を好みますので、2階建て以上のケージがオススメです。

我が家では3階建てのケージにしていたのですが、数日で足を捻りました。。

(おそらく2階から3階への移動の際)

ある程度大きくなるまで(3~4ヵ月)は2階建てのケージがいいかもです。(個人の見解)

爪とぎ

猫の習性上、爪とぎをします。元々の武器である爪を整えるためですが、マーキングの意味合いもあると言われています。(細かくはまた別記事で詳しく書こうと思います)

一般的には「起きたらすぐに爪を研ぐ」という行動を取るので、普段寝ているケージの中に爪とぎをセットしておくとしっかり覚えてくれます。ケージの中で覚えてくれれば壁やソファで爪とぎはしません。

我が家はハウス型の爪とぎをケージに入れました!

「最初は麻がいい」と教えられたことがありますが、ウチの仔は麻では全く爪とぎをやってくれませんでした。。

おもちゃ

飼い主との触れ合いや関係性をより深くするためにはおもちゃで遊んであげることも必要です。

おもちゃにも様々な種類がありますが、どれでも構いません。むしろ、きっと夢中で遊んですぐに壊してしまうので色々な種類を揃えてもらってもいいかもしれません。

我が家では、最速20秒ほどでおもちゃが破壊されました。。。

きっとそんな飼い主さんも多いはず。。

ケア用品

ブラシや爪切りなどのケア用品も必要です。被毛の種類(シングルコートやダブルコート)によって、必要なブラシなどは変わってきますので注意が必要です。

爪切りに関して、猫自身で爪とぎはしていますが、それでけでは補えない部分もあるので、人間の手で爪切りをしてあげてください。ほんの少しずつをこまめにやることで触れ合いにもなりますし、触られるのに慣れて爪切りをさせてくれる仔になります。

我が家では2週間に1回くらい爪切りをしています♬

子猫を迎え入れたら行なうこと

必要なグッズを揃えて準備万端、いざ子猫を迎え入れたらまず行なうべきことをいくつか挙げてみます。

家に慣れてもらう

はじめは慣れない環境で戸惑います。このストレスから下痢をしてしまったり体調を崩してしまう猫も珍しくありません。

まずは環境に慣れてもらうために、ケージに入れてあげましょう。その際もキャリーから無理やり出そうとせずに、キャリーごとケージに入れて自分から出てくるのを待ちましょう。「このスペースは安心できる場所なんだ」と理解できるまでケージでのんびりとさせてあげましょう。

警戒心を解いてあげましょう♬

おもちゃで一緒に遊ぶ

ケージの近くでおもちゃを使って遊んであげましょう。飼い主とのコミュニケーションやストレス発散になります。

ただ、遊ぶ時間が長いと疲れてしまい逆効果になってしまうので、遊びすぎには注意が必要です。

はじめのうちは1日合計30分が目安です♬

適切な温度管理をする

適温は25℃前後です。夏や冬で適温が保てない場合はエアコンなど冷暖房機器を使用してください。

冷風機や電気ヒーターでも構いません。

猫も熱中症になってしまいます!

排泄物(便・尿)の状態を確認する

排泄物の状態をチェックすることで健康状態を把握することができます。

まずはトイレでしっかりと出来るかを確認しましょう。今までの猫砂と違う場合、「トイレではない」と勘違いして我慢してしまうこともあります。我慢を続けると膀胱炎になってしまいます。

しっかりとトイレで排泄出来ることが確認できたら、その排泄物を確認しましょう。量や色、硬さや回数などをチェックして「ウチの子にとっての正常な状態」を把握してあげることが重要です。

体調の変化は排泄物が変化して表れることが多いです。環境の変化によるストレスなどでも便がゆるくなることもあります。

使用済みの猫砂を貰っておくとトイレは失敗しません♬

まとめ

今回は最初に必要なグッズと迎え入れたあとに気を付けたいことについてまとめてみました。猫は犬ほどしつけは必要ありませんが、たくさん遊んであげてたくさん接してあげることでいろいろ覚えてくれるのも事実です。

令和2年度の調査によると猫の平均寿命は15歳程度だそうです。

これから15年の付き合いになる新しい家族のために、心や体のケアをお願いします。

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