【店長推奨】猫のトイレは?猫砂は?タイプ別おすすめ5選

ねこのハナシ

現役ペットショップ店長、のあちです。

猫の生活において、トイレは日常生活に欠かせない重要なアイテムです。適切なトイレを選ぶことは飼い主と猫それぞれの快適な生活を守るためにとても重要です。猫は清潔を好むので、適切なトイレ選びをしないと健康を害する可能性もあります。そのため、猫のトイレを選ぶ際は飼い主と猫がお互い快適に利用できる適切なものを選ぶようにしましょう。

今回は、さまざまな種類のある猫のトイレや砂のタイプについて深掘りし、我が家の体験談も含めておすすめの商品も紹介していきます。

当サイトはAmazonアソシエイトなどプロモーションが含まれています
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猫のトイレについて知ろう

猫の本能

柔らかいものを掘る

猫には「柔らかいものを掘って排泄をする」という習性があります。ソファやベッドで粗相をしてしまう猫は、この本能によってトイレと勘違いしてしまっていると考えられます。

ベッドやソファにカバーをすると

踏み心地が悪くなって失敗しなくなるかも!?

匂いを隠す

猫は自分のニオイを他の動物に嗅がれることを嫌います。排泄物には自分のニオイが含まれているため、排泄後に砂をかけることはそのニオイが広がらないように排泄物を隠し、敵から身を守ろうとしていると言われています。

砂をかけない猫もいるけど

「ここには敵がいない」と安心しているのかな?

綺麗好き

猫はとても綺麗好きなので、清潔なトイレが好きです。排泄物を取り除いていたとしてもトイレの砂が湿っていたり、ニオイが付着していると我慢してしまうことがあります。定期的な砂の入れ替えはもちろん、細菌の繁殖を防ぐためにも、1カ月に1回はトイレ本体を洗うようにしましょう。

トイレを置く場所

まず、トイレの数はいつでも清潔な場所で排泄するためにも猫の頭数プラス1個を設置しておくことが推奨されています。

以下、トイレを置くおすすめの場所もいくつか挙げていきますが、好みは猫によって異なります。いくつか試しに置いてみて実際に排泄した場所、好んで使う場所を見つけてあげましょう。

我が家では

リビング+静かな部屋に置いてあります♬

いつでも目が届く場所

飼い主がいつでも排泄物のチェックができるようにリビングの片隅など、目が届く範囲に置いておくのが良いでしょう。

静かで落ち着ける場所

猫の性格によって異なりますが、頻繁に人が往来する場所や人の視線を間近に感じる場所では恥ずかしいと感じたり、ストレスを感じたりする場合もあります。静かで落ち着ける場所に置いてあげるのもおすすめです。

トイレにトイレを置く

人間用のトイレと並べて猫用のトイレをセットすることもあります。人間用のトイレに猫用トイレを並べておくことで排泄物の処理が簡単に行えること、換気扇が常に回っているのでニオイもそこまで気になりません。しかし、人間用トイレに置きがちな芳香剤は香りが猫には好きな匂いではないため、置かない方が良いでしょう。

我が家も本当はトイレに置きたいのだけど

トイレが狭いので断念です…。

トイレの種類はいろいろある

トイレの種類

ノーマルトイレ

最も一般的な猫用トイレで、排泄をすると固まるタイプの猫砂をトイレに入れて使用します。壁が低いタイプと壁が高いタイプがあります。

通常タイプ
メリット

トイレ本体、猫砂ともに価格が安い。場所を取らないため、ケージに入れやすく、水洗いが簡単。

デメリット

おしっこも固まるため、毎日(都度)固まった猫砂の処理が必要。壁が低いため、猫砂が周りに飛び散り、ニオイが広がる可能性も。

壁高タイプ
メリット

システムトイレに比べると割安。壁が高いため、猫砂が周りに飛び散らない。水洗いが簡単。

デメリット

おしっこも固まるため、毎日(都度)固まった猫砂の処理が必要。壁が高いのでケージに入れにくい。

システムトイレ

二重構造のトイレで上がスノコ、下がトレーになっているものがシステムトイレです。スノコの上に固まらない猫砂を入れ、トレーの上にトイレシーツを敷きます。おしっこはスノコを通して下段に敷いてあるトイレシーツに吸収されます。

毎日の排泄物処理は猫砂の上にあるものだけを処理し、トイレシーツは消臭力・吸収力に優れているため週に1回程度の交換、猫砂は少なくなった際には補充が必要ですが、猫が1匹なら猫砂の交換は月に1回程度ですみます。

オープンタイプ

壁が低いタイプのシステムトイレです。比較的価格も安く、コンパクトサイズなので初めて猫を飼う方や子猫にオススメです。

メリット

比較的安価で、排泄物の処理が簡単。屋根がないため、排泄物があればすぐに気付くことができる。ケージに入れやすく、水洗いが簡単。

デメリット

猫砂が飛び散りやすく、ニオイも広がりやすい。猫砂以外にトイレシーツも必要。

カバータイプ

ドーム型の屋根がついているタイプのトイレです。猫は排泄しているところを見られたくない習性があるため、外から見えにくいカバータイプは落ち着いて排泄でき、安心感を与えます。

メリット

落ち着いた環境で安心して排泄ができる。猫砂の飛び散りを防げる。ニオイが広がりにくい。

デメリット

一目で排泄物の確認がしづらい。掃除がしにくい。

全自動トイレ

全自動トイレは、排泄物の掃除を自動で行ってくれるトイレです。商品によってはスマホと連動して排泄物の回数や体重の管理を行うことも可能です。

メリット

ニオイが気にならない。スマホと連動して健康管理が可能。

デメリット

価格が高い。最初は驚いて慣れるまで時間がかかることも。

我が家でも使っている!さらに快適おすすめアイテム

消臭ペール猫用Tall

うんちが臭わない袋

ちょっと脱線トーク♬

我が家ではトイレに排泄物をみつけたら【うんちが臭わない袋】にその排泄物を入れ、その袋を【消臭ペール】に入れて処理しています。ニオイは防げているので効果バツグンです!

猫砂取りマット

トイレの砂が飛び散った際にこのようなマットがあることで簡単に掃除ができ、とても便利です。

消臭ビーズ

猫砂に混ぜるだけの消臭ビーズです。香りの種類もいくつかあり、好みの香りを選べます。猫砂を食べてしまう癖がある猫には不向きです。

猫砂の素材

猫砂の素材は主に5種類ありますが、それぞれに特徴があります。猫砂は直接触れるため、猫が好む感触がそれぞれ異なると言われています。ここではそのメリット・デメリットをいくつか挙げてみます。

鉱物

鉱物タイプの猫砂は、自然の砂のように掘りやすい感触のためほとんどの猫が好んで使用することができることが一番の特徴です。そして、比較的安価であることもメリットとして挙げられます。一方、デメリットとして挙げるとすれば「重量があり持ち運びが大変」といったところであす。

木製

木製の猫砂は軽くて燃えるゴミとして処理しやすいのがメリットです。ヒノキなどの材料を使用しているので自然な香りで消臭します。一方、しっかりと固まらないため、処理する際に崩れてしまうことがデメリットです。

紙製

再生紙を材料とした紙でつくられた猫砂は吸水性に優れていて軽くて持ち運びが楽なことがメリットです。一方で、軽いがゆえに周辺に飛び散ってしまうことがあることがデメリットです。

トイレに流すことができるタイプのものもありますが、個人的にはトイレに流すことはオススメしません。トイレに詰まり故障の原因になります。

おから

おからを原料にした猫砂も紙製と同様に吸収力があり、軽量のため使いやすいのがメリットです。こちらもトイレに流すことができるタイプも多くありますが、故障の原因に繋がるので個人的にはおすすめしません。食用成分のおからも原料として使用しているので、虫が寄ってくることもあります。しっかりと密閉しておく必要があります。

シリカゲル

トイレのニオイを強力に脱臭する効果があるのだ乾燥剤や脱臭剤に使われるシリカゲルを使用した猫砂です。シリカゲルは水分を吸収しないためシステムトイレでペットシーツと併用することになり、掃除の手間を削減できることがメリットです。

しかしシリカゲルは大量に食べてしまうと嘔吐や下痢の原因になることもあるため、猫砂を食べてしまう癖がある猫には不向きとなります。

体長・年齢に合わせたトイレの選び方

飼い主にも猫にもストレスなく、使いやすいトイレを選ぶためのポイントをいくつか挙げてみます。

体長に合わせる

トイレの大きさは体長の1.5倍以上が適していると言われています。狭いトイレだと排泄しづらく、猫によっては排泄することを我慢してしまうこともあるため、猫の体調に合わせたトイレ選びが必要になります。

猫の年齢を踏まえる

猫の年齢に合わせることもポイントとなります。子猫の場合は小さくても入れるように入口がなるべく低く、猫砂も搔きやすいように粒が小さいものがおすすめとなります。一方でシニア猫のほとんどは膝や肢が痛い変形性関節症という関節炎を患っているため段差がないトイレがおすすめとなります。

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