ペットショップ店長、のあちです。
ペットの健康を守るために、普段から意識しておきたいのが『水』の質です。私たち人間と同じように、犬や猫も毎日しっかりと水を摂取することが健康を維持するうえで欠かすことはできません。
あなたはペットが飲む水にこだわりがありますか?実は、普段何気なく使っている水道水にはペットにとってリスクとなる成分が含まれていることもあります。そこでいま、注目されているのが『ウォーターサーバー』の水です。
本記事では、ウォーターサーバーがなぜペットの健康管理におすすめなのか、そのメリットや導入時のポイントを詳しく解説します。
ペットの健康に水が重要な理由
体の大半は水分でできている
ペットの体は、人間と同様に水分を多く含んでいます。実は、体の約70%が水分でできているのです。
この水分は、血液やリンパ液、細胞内の液体など、体中の様々な場所で活躍しています。水が体の血液のように、栄養を運んだり、老廃物を排出したりと、生命維持に不可欠な役割を担っています。
水分が不足すると、脱水症状や皮膚の乾燥、便秘など、様々な健康問題を引き起こす可能性があります。
体温調節
ペットは、人間と同じように体温を一定に保つ必要があります。しかし、人間と異なる点もいくつかあります。
犬の場合
犬は、人間のように全身に汗腺があるわけではありません。主に肉球に汗腺があり、呼吸によって熱を放散します。暑い時は「ハァハァ」と口を開けて呼吸することで、体の熱を逃がそうとします。この時、体内の水分が蒸発することで気化熱が発生し、体が冷却されます。
しかし、水分が不足すると、この冷却効果が十分に得られず、熱中症や病気のリスクが高まります。
猫の場合
猫は、犬と比べて汗腺がさらに少なく、主に肉球と鼻鏡(鼻の先)で汗をかきます。そのため、犬よりも体温調節が苦手です。暑い日には、体を舐めたり、涼しい場所を探したりして体温を下げようとしますが、これだけでは十分ではありません。
猫の体温調節には、水分が重要な役割を果たします。水分を多く含んだ血液が体中を巡ることで、熱を体の表面に運び、呼吸や皮膚から熱を放散します。しかし、水分が不足すると、血液がドロドロになり、熱の発散がうまくいかなくなり、熱中症や病気のリスクが高まります。

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栄養の吸収と老廃物の排出
栄養が体内に吸収され、老廃物が体外に排出される過程には、水が欠かせません。水は栄養素を溶かし、腸から吸収しやすくする役割を果たします。
また、老廃物を尿や便として排出する際にも、水は重要な役割を担います。水が不足すると、これらの働きが阻害され、便秘や代謝の低下を引き起こす可能性があります。
水道水は安全ではない!?
PFAS汚染という言葉をご存じですか?
実はペットの飲み水に水道水を使うことに不安を感じる飼い主も多くいます。その理由は、主に以下の点が挙げられます。
不純物が入っている
- 塩素(カルキ):水道水には、水道管の殺菌のために塩素が入っています。この塩素がペットの皮膚や毛に刺激を与えたり、消化器系に負担をかけたりする可能性が懸念されることがあります。
- トリハロメタン:塩素と有機物が反応して生成されるトリハロメタンは、発がん性があると言われています。
- その他不純物:水道水には、塩素以外にも、地域や時期によって様々な不純物が含まれている可能性があります。
これらの理由から、ペットの健康を第一に考える飼い主さんの中には、水道水ではなく、ミネラルウォーターやウォーターサーバーの水を与える方がいらっしゃいます。
しかし、日本の水道水は世界的に見ても非常に安全で、WHO(世界保健機関)の基準をクリアしています。 塩素の濃度も厳しく管理されており、ペットの健康に影響が出るほどの濃度ではありません。
PFAS汚染
PFAS(ピーファス)とは、有機フッ素化合物の総称です。耐熱性、撥水性、耐油性に優れることから、フライパンのコーティングや消火剤など、私たちの生活に身近な製品に使われてきた化学物質の総称です。
PFAS汚染の実態
PFASは、工場排水や消火剤などを通じて環境中に排出され、土壌や地下水、河川などを汚染しています。特に、空港周辺や工業地域での汚染が深刻化しています。
このPFASは自然界で分解されにくいため「永遠の化学物質」とも呼ばれています。そのため、一度環境中に排出されると、土壌や水中に蓄積し、生態系や人体に悪影響を及ぼす可能性が懸念されています。
水道水とPFAS
水道水もPFAS汚染の影響を受ける可能性があります。日本では、2020年から水道水中のPFAS濃度に関する調査が行われ、一部の地域で基準値を超えるケースが報告されています。
今回、日本水道協会が上水道事業を運営する自治体などの水質検査のデータをまとめた「水道統計」と、自治体への聞き取り取材をもとに、令和3年度のPFAS検出状況(給水栓水)を地図で可視化しました。
NHK

ウォーターサーバーがペットの飲み水に選ばれる理由
塩素(カルキ)の心配がない
ウォーターサーバーの水は、ろ過されているため、水道水に含まれる塩素(カルキ)がほとんど除去されています。塩素は、ペットの皮膚や消化器官に刺激を与える可能性があるため、カルキの心配がないウォーターサーバーの水は、より安全で安心して飲ませることができます。
常に新鮮な水
ウォーターサーバーは、定期的に水が交換されるため、いつでも新鮮な水をペットに提供できます。ペットは新鮮な水を好むため、より多くの水を飲むようになり、健康維持に繋がります。
水道水のように時間が経つにつれて雑菌が繁殖する心配もなく、安心して飲ませることができます。
温水・冷水の使い分け
ウォーターサーバーは、温水と冷水を使い分けることができるため、ペットの体調や季節に合わせて飲み水を調整できます。例えば、夏は冷たい水を飲ませて体温を下げ、冬は温水を飲ませて体を温めることができます。
子犬や高齢のペットなど、体調が変化しやすいペットにも対応できるため、よりきめ細やかなケアが可能になります。
緊急時の備え
ウォーターサーバーは、災害時など、水道水が止まってしまった場合にも、ペットに水を供給できるというメリットがあります。タンクに一定量の水が貯蔵されているため、緊急時にもペットの水分補給を確保することができます。
ウォーターサーバーを選ぶ際のポイント
安全性
ペットの健康のために、水の安全性が最優先です。
ウォーターサーバーの水は、高度なろ過システムによって、水道水に含まれる塩素や不純物が除去されているものが多く、より安全な水を飲ませることができます。塩素は、ペットの皮膚や消化器官に刺激を与える可能性があるため、特に子犬や子猫、皮膚が敏感なペットには、より安全な水が求められます。ウォーターサーバーの水は、こうしたペットの健康への配慮から選ばれることが多いのです。
また、定期的な水質検査を実施しているメーカーも多く、安心してペットに与えられます。
衛生的
ペットは、口にしたものを舐めたり、遊んだりするため、常に清潔な環境が必要です。特に、水が汚染されていると、感染症や皮膚、消化器系のトラブルを引き起こす可能性があります。
ウォーターサーバーを選ぶ際には、抗菌加工が施されているか、定期的なフィルター交換や清掃がしやすい構造かなどを確認しましょう。
清潔な水を保つことで、ペットの健康を守り、安心して水を飲ませることができます。
機能性
温度調節機能
温水と冷水を細かく調節できる機能は、ペットの体調や季節に合わせて水温を調整できるため非常に便利です。暑い日は冷たい水を、寒い日は温水を飲ませることで、快適に過ごせます。
チャイルドロック機能
好奇心旺盛なペットは、ウォーターサーバーのボタンを触ったり、水をこぼしたりする可能性があります。チャイルドロック機能があれば、誤操作を防ぎ、安全に使用できます。
静音設計
ペットが水を飲む際に、大きな音が気になる場合は、静音設計のウォーターサーバーを選びましょう。静かな環境で、リラックスして水を飲ませることができます。
設置場所とデザイン
ペットが快適に水を飲めるよう、ウォーターサーバーの設置場所とデザインも重要なポイントです。
設置場所
- 飲みやすい高さ:ペットが自然な姿勢で水を飲める高さに設置しましょう。
- 安定性:ペットがぶつかって倒れることがないように、安定した場所に設置しましょう。
- 清潔な場所:水を汚しやすい場所や、直射日光が当たる場所は避けましょう。
デザイン
- インテリアとの調和:お部屋のインテリアに馴染むデザインを選ぶことで、お部屋の雰囲気を損ないません。
- コンパクトさ:スペースが限られている場合は、コンパクトなサイズのものを選ぶと良いでしょう。
価格とランニングコスト
初期費用
ウォーターサーバーの購入には、本体価格の他に、設置費用や配送料などが発生します。各メーカーや機種によって費用は異なるため、複数のメーカーを比較検討することがおすすめです。
ランニングコスト
ウォーターサーバーのランニングコストは、主に水代と電気代で構成されます。水の交換頻度や電気代の単価によって、月々の費用は変動します。長期的に使用する場合は、ランニングコストも考慮して、経済的なものを選ぶようにしましょう。
おすすめのウォーターサーバー
浄水型ウォーターサーバー「Humming Water(ハミングウォーター)」
ハミングウォーターなら水道水を注ぐだけで冷水・常温水・温水がすぐに使えます。
業界最多クラスの浄水性能、独自のWフィルターで31種類の不純物を除去します。PFASも対応済みです。
フィルターは6カ月に1度、無料で届くため、交換忘れも防げます。交換は2つのフィルターをワンタッチで付けかえるだけなので、難しい操作は一切不要です。
別売りの非常用電源ユニットをウォーターサーバー背面に接続するだけで、停電時も浄水した常温水が使用できます。
ウォータースタンド
コンパクトでスマートな水道直結ウォーターサーバー。水道直結なのでボトルの交換も注文も不要です。2段階の高性能フィルターで、ウイルスやバクテリアなどの有害物質やニオイを除去します。
小さなお子さまがいるご家庭も安心なチャイルドロック(温水ロック・全ロック)機能を搭載しており、温水は、70℃→80℃→90℃から選べるのも便利です。
未使用状態が6時間経過すると、自動的に15分間の「UVクリーン機能」が作動し、抽出口付近の流路をUV照射します。衛生面も安心なウォーターサーバーです。
まとめ
水道水に含まれる塩素は、水道水を清潔に保つために添加されていますが、ペットの健康に影響を与える可能性も指摘されています。PFASなど不純物の混入も考えられるためウォーターサーバーを利用する飼い主が急増しています。
ウォーターサーバーを選ぶ際には、水の安全性、衛生面、機能性、設置場所、デザイン、費用、メーカーの信頼性など、様々な要素を考慮することが大切です。特に、塩素などの不純物が除去され、ミネラルバランスが整った水が理想です。
また、抗菌加工が施されており、定期的なお手入れがしやすいものを選ぶと、より衛生的です。温度調節機能やチャイルドロック機能など、ペットの快適さをサポートする機能も充実しているか確認しましょう。