【店長推奨】犬の熱中症、原因と予防グッズ8選

いぬのハナシ

犬の健康において特に注意が必要な問題の一つが、「熱中症」です。熱中症は暑い季節だけでなく、他の要因でも発生する可能性があります。

この記事では、犬の熱中症についての基本的な知識から、予防法や緊急時の対処法まで詳しく解説します。愛犬の健康を守るために、しっかりと理解しておきましょう。

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熱中症は最悪死に至る!?

犬も熱中症になる

犬の熱中症とは高い気温などで体温が異常に上昇したり脱水を起こすことで体内で正常な体温を維持することが出来なくなった状態のことです。そしてこの状態が続くと脳障害や呼吸器障害などの後遺症に繋がることも珍しくありません。最悪、死に至るケースもあります。

熱中症は症状が悪化するスピードがとてつもなく早いので注意が必要です。

いつもと様子が違ったらすぐに病院に行こう!

犬は汗をかけない

人は暑いときに汗をかいて体温を下げようとしますが、犬は人のように汗をかくことができません。これは人の分泌腺が全身にあるため体中で汗をかくことができますが、犬は足の裏や鼻など一部にしか分泌腺がないので、汗をかいて体温を調節することができないのです。

汗をかいて体温調節できない犬は「パンティング」(大きく口を開けてハーハーと呼吸をすること)をしたり、涼しい場所(ひんやりする場所)に寝転がることで体温を下げようとします。しかし、人が全身で汗をかくのと比べても当然ながら非効率で効果も薄いです。体にも熱が籠りやすいため、人より熱中症になる危険性は高いです。

特に、小型犬や高齢犬は熱中症になりやすい傾向があるので、注意が必要です。

最近、日本の夏は暑すぎるから一層の注意を!

熱中症の原因は暑さだけではない

熱中症の原因は単純に暑さだけではありません。高温多湿な環境や高温の中での散歩、アスファルトの照り返し、過度の運動、車内での待機など、挙げればキリがないほどのリスクが身近にあります。

具体的にひとつずつ掘り下げてみようと思います。

原因①:高温多湿

犬はパンティングをすることで体温調節をしますが、気温が高い環境では体温が下がりにくくなります。屋外はもちろん、屋内であったとしても高温多湿の環境では熱中症のリスクは高くなります。

人が過ごしやすい室温が犬にも適温とされていて、気温約25℃、湿度は50%が目安となっています。

高温多湿は人も熱中症になりやすい環境だね

原因②:気温が高い時間の散歩

高温多湿の日、太陽が出ている気温の高い時間に散歩へ行くことは熱中症の危険度が最も高い、危険な行為です。犬は人よりも地面に近いため、実際の気温より高く感じます。アスファルトは60℃を超えることもあるので日中の暑い時間は散歩を避けることが賢明です。

庭で遊ばせる場合も注意だね♬

原因③:水分が摂れない状況

水が飲めずに脱水状態になると熱中症になりやすくなります。これは留守番など室内にいるときにも言えることで、飲み水が空になって飲めない状態にならないようにこまめにチェックするようにしましょう。

ちょっと脱線!

「水を飲んでほしいのにあまり飲んでくれない!」と思ったことはありませんか?フードをウェットにしたり、水分を含ませてみるなどの方法もありますが普通に水を飲んでもらうに越したことはありません。

そんな場合にオススメなのがこちら、BeeMeeNee(ビーミーニー)という飲料水改質触媒の商品です。給水器に取り付けるペットボトルの中に入れておくだけで腸内環境を改善し、浸透力・分解力のある水に変化させてくれる優れものです。除菌作用もあり、菌の繁殖を防ぐことができます。そして涙やけや体臭便臭の軽減も期待できます。

 

原因④:エアコンをつけずに留守番

犬は自分で暑いと感じたら涼しい場所を探して移動しますが、エアコンがついておらず移動できる部屋すべてが暑かったり、ケージに閉じ込められて暑さの逃げ場がない状態が長く続くと危険度は高くなります。

暑い場所と涼しい場所、両方あるといいよ♬

原因⑤:車内に置き去り

「赤ちゃんを置き去りにして~」というニュースは今でも耳にすることがありますが、犬も同じように熱中症になります。「10分、15分だけだから」も通用しません。あっという間に車内は高温になります。

 

熱中症の症状や早期発見のポイントは?

熱中症の症状

熱中症になると食欲低下元気がない下痢や嘔吐呼吸が荒いなどが挙げられます。

体を触ってみて体温が高いと感じたり、いつもと様子が違うと感じたらすぐに動物病院に相談してみるのが良いでしょう。

早期発見のポイント

最も分かりやすい早期発見のポイントは、普段の行動と違う行動を取っていないか、ということです。食欲はいつも通りか、水は飲めているか、目に元気(活力)はあるか、などです。

フローリングや冷感マットなどひんやりする場所でお腹をつけて寝そべっている場合は暑がっているサインとなるので、そのような行動にもよく観察しておくといいでしょう。

熱中症にならないためのオススメグッズ

熱中症にならないように予防するには、今まで挙げたいくつかのポイントをクリアしていくことで予防できます。ひとつずつ見ていきましょう。

冷感グッズを準備しよう

エアコンがあるから安心!ではない

留守番の時でも日中のエアコンは必須です。しかし、エアコンを稼働させておけば絶対に安心というわけではありません。例えば、エアコンをつけて外出していたとしても停電があった場合、エアコンは消えてしまいます。いざというときのために、冷感グッズを揃えておくことをオススメします。

 

太陽が沈んだら散歩時間

散歩の時間はとても危険です。日中はアスファルトの温度がかなり高くなります。熱中症はもちろん、火傷などのリスクもあります。適切な時間、場所を選んで散歩することが重要で、途中で水遊びなど取り入れてみるのもいいかもしれません。

 

 

おもちゃを変えてみる

普段遊んでいるおもちゃに加えて冷蔵庫で冷やして遊ぶことができるおもちゃを与えてみるのも効果があるでしょう。

熱中症かもしれないときの応急処置

熱中症になってしまったかもしれないと感じた際はすぐに動物病院の受診をオススメしますが、直ぐに病院に行けない場合や休診日など本当に困った際の応急処置をいくつか挙げてみます。

応急処置

濡らしたタオルをかける

水でタオルを濡らし、全身を包むように掛けて冷やしましょう。

涼しい風を送る

涼しい場所で扇風機やエアコンなどで風を送ります。可能であれば冷たい風が理想です。

水を飲ませる

脱水を起こしている場合は水を飲ませることも有効です。ただ、ぐったりしているときはほんの少しの水分でさえ誤嚥や窒息に繋がってしまう可能性もあるため、無理に飲ませるのは厳禁です。

何とか自力で飲むことができるようなら普通の水よりペット用のスポーツドリンクがオススメです。

 

まとめ

今回は犬の熱中症についてまとめてみました。

人とは違い全身で汗をかいて体温調節ができない犬は人より熱中症になってしまうリスクが高いため注意が必要です。少しでも熱中症の疑いがあると感じたらすぐに動物病院で診てもらうことをお勧めします。

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