はじめて飼うなら犬がいい?猫がいい?に5つの質問で答えます

いぬのハナシ

ペットショップ店長、のあちです。

ペットショップで働いていると、来店されたお客様からよくこんな質問があります。

「今まで飼ったことがなくて今回初めて犬か猫を飼いたいんだけど、どっちがいいの?」と。

結論からお話しすると、「どっちがいいの?」には当然正解はありません。

その家族のライフスタイルや好みを聞きながら何となく導いてあげる…。といった感じになるのですが、犬種や猫種の性格や飼いやすさなどはまた別の記事にするとして、今回は「初めて飼うなら犬がいい?猫がいい?」の疑問に5つの質問でまとめてみました。

参考にしてみてね♬

犬診断(いぬのきもち)
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5つの質問

質問①「お休みの日に一緒に外出したり、外で遊びたいですか?」

YESなら断然、犬です。決まりです。

ドッグランなどで無邪気に走り回っている姿を見るのもなかなか楽しいものです。

「外で遊びたいけど毎日散歩に行くのはちょっと…」という方も少なくないと思いますが、それなら『毎日散歩に行かなくてもいい犬種』を選べばいいのです。『散歩に行かなくていい』と言うと語弊があるかもしれません。もちろん散歩には毎日行った方が良いですし、散歩をすることで運動不足の解消やストレスの発散に繋がるので肥満防止、噛み癖・吠え癖の抑止、社会性の向上などメリットは山ほどあります。

一方、猫を連れてお出かけには少し無理があるかもしれません。

家にいるだけじゃストレス溜まっちゃうね…

質問②「近所迷惑にならないか不安ですか?」

犬の場合、どうしても吠えてしまうことがあります。マンションなどで上下階や両隣から文句を言われるのも避けたい…。のでしたら猫です。

ただ、ここで言いたいことは『犬もしつけで吠えなくすることが出来ます』ということと、『猫も鳴きますよ』ということです。

犬の吠えのしつけについても別記事で紹介しようと思いますが、しつけ次第で一切吠えなくなります。そして、近所迷惑レベルではないにしろ、猫も鳴きます。「静かだから」という理由で猫を選ぶのは間違いです。猫の場合、壁紙や柱などで爪とぎをしてしまい、甚大な被害になってしまうこともあります。(ちなみに爪とぎも壁紙でやらなくさせる方法があります。)

近所迷惑になるほど猫は鳴かないけどね

質問③「かまってちゃんは好きですか?」

犬は常に飼い主さんの近くにいて「遊んで!」「かまって!」とアピールしてくれます。もちろん、四六時中「遊んでー」とアピールされるわけではありません。もちろんひとりで遊んでいる時間もあるし、寝ている時間もあります。

一方猫は、こちらが遊んで欲しい時に限ってあまり遊んでくれません。猫自身の気分次第で寄ってきてくることはありますし、その猫の性格によっては甘えん坊もいます。

ただ、いつでもどこでも一緒にいたいのであれば犬がオススメです。

犬も猫も寝てる時間が多いね

いぬのきもち・ねこのきもち

質問④「飼ってからの費用を抑えたいですか?」

こんな聞き方をしたら「そりゃそうだ」と言うでしょう。この質問は誰もがYESだと思います。

犬の場合は1年に1回の混合ワクチンに5,000円程度、狂犬病予防接種3,000円程度、体重によって金額は異なりますがフィラリアやノミ・ダニなどの薬代にも費用が発生します。

トイプードルなど毛が抜けない犬種はさらにトリミングなどにも費用がかかります。

一方猫は年に1回の混合ワクチン3,000円前後だけとなります。最近は猫でもノミ・ダニなどの駆虫薬を与える方も増えてきていますが、それでも犬に比べると必要な費用は抑えることができます。

猫のワクチンについてはこちらをご覧ください。

質問⑤「厳しく叱り、優しく褒められますか?」

要するに、「しつけが出来ますか?」ということです。

犬はしっかりとしつけをすることで吠えなくなり、しっかりトイレでおしっこが出来るようになり、物を噛んだりしなくなります。ダメなことは「ダメ!」と、良いことをしたときには「いい子」と褒めてあげることが重要です。しつけについては詳しくまた他の記事で書くことにします。

一方猫は、犬ほどいろいろ覚えられません。なので、「しつけに自信がない!」という方は猫もオススメになります。

しつけについてはこちらをどうぞ♪

犬と猫の飼い方の違い

犬か猫、どちらを初めて飼うのに適しているかは、生活スタイルや好みによって異なります。それぞれの特徴を理解して、自分のライフスタイルに合う方を選ぶと良いでしょう。

犬の特徴

  • 世話が多い:犬は散歩が必要で、しつけや社会化にも時間をかける必要があります。特に若い犬や活発な犬種の場合、運動量も多いです。
  • 忠誠心が強く社交的:犬は飼い主と密接な絆を築きやすく、家族と共に行動することを好むため、より社交的なペットと言えます。
  • 日常的なスケジュールが求められる:犬は日々のルーティンを好むため、飼い主が定期的に散歩や餌やりを行う生活が適しています。

猫の特徴

  • 世話が比較的楽:猫は基本的にトイレトレーニングが済んでおり、散歩も必要ありません。特に家猫であれば、自由に遊んでくれることが多く、手間が少ないです。
  • 独立心が強い:猫は飼い主に依存しすぎることなく、自分の時間を楽しむことができます。忙しいライフスタイルの方には向いているかもしれません。
  • 比較的静か:一般的に猫は吠えたり騒ぐことが少なく、室内での生活に適しているため、アパートなどの環境でも飼いやすいです。

まとめ

このように大雑把に5つの質問としてまとめてみましたが、もちろん飼い主さんの生活環境や生活リズムによって変わってきますし、犬・猫ともにそれぞれに良い面があります。

犬は忠実で社交的な性格が特徴で、飼い主との深い絆を築きやすく、散歩やしつけに時間がかかるため、アクティブな生活を好む方に向いています。一方、猫は独立心が強く、手間がかからない点が魅力で、忙しい人や静かな環境を好む人に適しています。猫はトイレトレーニングが済んでおり、散歩の必要もないため、スケジュールに縛られない生活が可能です。ペットを飼う際は、時間や手間、生活のリズムを考慮し、犬か猫の特性を理解して選ぶことで、より豊かなペットライフを楽しむことができるでしょう。

これから家族に迎えたら10~15年一緒に生活をする家族になります。いろいろな側面までしっかりと考えて迎え入れていただければと思います。

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