ペットショップ店長、のあちです。
実は、お店でも「ベッドを使ってくれない」というご相談はトップクラスに多いんです。ワンちゃんにも好みや理由があって、ただ置くだけでは使ってくれないこともあります。
この記事では、愛犬が「ここが一番落ち着く!」と喜んでくれるベッドの選び方から、店長が実践している慣れさせるコツ、最適な設置場所までペットショップ店長の視点で徹底解説します。

犬用ベッドの必要性
「床で寝ているから大丈夫」と思っていても、実は体には小さな負担が積み重なっています。
なぜ、愛犬にぴったりのベッドを用意してあげるべきなのか、ペットショップ店長の視点から3つの理由をお話しします。
関節や筋肉への負担を減らす
ワンちゃんは一日の大半を寝て過ごします。
硬いフローリングに直接寝ていると、肘や膝などの関節に体重が集中し、炎症の原因になることもあります。

ココがポイント!
特にシニア犬や大型犬にとって、体圧を分散してくれるクッション性は、足腰の寿命を延ばすために欠かせないポイントです。
体温調節の助けになる
犬は人間よりもずっと床に近い場所で生活しています。冬の床冷えや、夏の床の熱気は、私たちが想像する以上に体力を奪います。

ココがポイント!
季節に合った素材のベッドがあるだけで、免疫力の低下を防ぎ、夏バテや風邪のリスクをぐっと下げてあげられます。
心が落ち着く場所になる
ワンちゃんにとってベッドは、誰にも邪魔されない自分だけの「なわばり」です。
来客で緊張したときや、花火の音に驚いたとき、逃げ込める場所があるだけでストレス値は大きく変わります。

ココがポイント!
自分専用の居場所がある子は、情緒が安定しやすく、結果として無駄吠えなどの問題行動が減るケースも多いんです。
犬がベッドを使ってくれない場合の対処法
ベッドに慣れさせるための方法
すでに使っている毛布やおもちゃを使う
犬は、自分の匂いがついたものやお気に入りのアイテムに強い愛着を持っています。
そのため、普段から使っているおもちゃや毛布などをベッドに置いて匂いをつけてあげるような工夫をすることで、犬にとってベッドが「自分専用の安心できる場所」だと認識でき、自然と使いだすかもしれません。
良い思い出を刷り込ませる
ベッドの上で遊んであげたり、ベッドの上でおやつをあげることで、ベッドを「良いことが起きる場所」や「楽しい場所」と認識しやすくなります。
ベッドにいるときに優しく撫でてあげるなども効果的で、犬はベッドにいると「居心地が良く、良いことが起こる」と覚えていくでしょう。
しつこく無理やり強制しない
犬は最初からベッドに慣れるわけではないので、無理にベッドに押し込んだり強制したりするのは避けましょう。
これが逆にストレスを与え、ベッドを嫌がる原因になることがあります。時間をかけて、徐々に慣れさせるのが大切です。
ベッドの種類を見直す
適したサイズのベッドにする
ベッドは犬の体の大きさに合ったサイズのものを選ぶことが重要です。
体に比べて小さすぎるベッドだと窮屈に感じてしまい居心地が悪く、逆に大きすぎるベッドでは体にフィットせず犬が落ち着かない場合はあります。
犬が横になったときに体全体が入り、支えられる程度のサイズが適した大きさになります。
材質や形状を見直す
ベッドの素材選びは、犬の快適さを考慮した重要なポイントです。
夏場には、通気性に優れたメッシュ素材や冷却ジェルが使用されたベッドを選ぶことで、暑さ対策になります。一方で、冬場には保温性の高いフリー素材やクッションのあるクッションタイプのベッドが適しており、寒い季節でも暖かく過ごすことができます。
犬に合わせた形状のベッドを選ぶことも大切です。丸まって寝るのが好きな犬には、包み込むような安心感を考えるドーム型やラウンド型のベッドがおすすめです。
また、伸ばしてリラックスして寝るのが好きな犬には、平らなマット型や広々としたクッション型のベッドが向いています。
置く場所を考える
犬が過ごしやすい場所に設置する
犬は自分が安心できる環境が好きです。ベッドの置き場所が犬にとって居心地の良い場所かどうかを確認しましょう。
騒がしい場所や人・ペットが多く行きかう通り道にベッドを置くと、犬が落ち着いて休むことができない可能性があります。
逆に、静かな場所や犬が安心できるスペースを確保すると、ベッドで過ごす時間が増えます。
家族の近くに置く
犬は家族のそばにいると安心することが多いため、リビングルームや寝室のような家族が頻繁にいる場所にベッドを設置するのも効果があります。
家族の動きが見える場所であれば、犬は孤独を感じにくくなり、安心してベッドで過ごせるでしょう。
寒暖差に配慮する
ベッドの設置場所は、直射日光やエアコンの風が直接当たる場所を避けることが重要です。夏場は涼しい場所、冬場は暖かくて風の当たらない場所にベッドを置くと、犬にとってより快適な環境になります。
また、床の冷たさが気になる場合には、ベッドの下にマットを敷いて寒さ対策をするのも効果的です。
犬用ベッドの種類
犬用ベッドにはさまざまな種類があり、犬のサイズや年齢、性格、寝姿勢、季節に応じて選ぶことが重要です。
犬用ベッドの主な種類とおすすめベッド
スクエアベッド
広々としたスペースで、体を伸ばして寝ることができます。四角い形状は安定感があり、寝返りをうっても安心です。
柔らかいクッションが特徴で、体全体を包み込むようにサポートします。どの犬種にも適しており、特に体を伸ばして寝るのが好きな犬に向いています。
イタリア製高級ベッド レオエルナ
イタリア製の洗練されたデザインは、置くだけでリビングが高級ホテルのような空間になります。
最大の特徴は、高級ソファのような手触りと驚異の耐久性です。丸洗いしても型崩れせず「へたり」に強いため、安価なベッドを何度も買い替えるよりずっと経済的です。
愛犬の体を熟知した設計で、一生モノの安眠をプレゼントできる「究極の選択」です。
ラウンドベッド
丸い形状はまるで母親の腹の中にいるような安心感を与え、多くの犬が落ち着きます。また、周りが囲まれているため、体から出る熱がこもりやすく、保温性が高いです。
アンビエントラウンジ
最大の特徴は、使用後でも返品・返金ができる「60日間トライアル」。
中身は日本製の高級材を使用し、愛犬の体に吸い付くようなフィット感を実現しています。
アウトドア級の頑丈な生地で耐久性も抜群、さらに群馬の自社ラボ製造という安心感です。
ドームタイプ
ドーム型は、まるで穴の中にいるような感覚を与え、多くの犬が安心感を得られます。外界の光や音から遮断されることで、リラックスし、質の高い睡眠を取ることができます。
PAWZ Road ドーム型ハウスベッド
「暗くて狭い場所」に安心感を覚えるワンちゃんには、このドーム型ハウスが最適です。
ファスナーひとつで5秒で解体・組み立てができるため、洗濯機での丸洗いや収納もラクラク。しっかり自立する形状で、元気な子が飛び込んでも滑り止めがズレを防ぎます。
まとめ
犬にベッドは必ずしも必要というわけではありませんが、あると非常にメリットが多いです。
犬にベッドを用意することは、愛犬の健康と快適な生活のために非常に有効です。特に、高齢犬や関節に問題がある犬には、より効果的です。
ベッドを選ぶ際は、犬のサイズ、素材、形状など、様々な要素を考慮して、愛犬に合ったものを選びましょう。
愛犬の快適な睡眠環境を整えることで、より豊かな時間を一緒に過ごせるはずです。

合わせて読んでね♬
また、「ベッドで暖かくしてあげたいけど、冬の寒さがまだ心配……」「でも、犬に服を着せるのって人間のエゴなのかな?」と迷っている飼い主さんは、こちらの記事もぜひ読んでみてください。


